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月火とサロンをお休みさせてもらいアナトミートレインの著者、トムマイヤーズの呼吸のセミナーに参加してきました。

新しいサーフボードを買ってもお釣りがくるくらいの参加費だったのでかなり迷ったけど、参加してよかった。

 

目的は自分が取り組んでいる呼吸へのアプローチと世界中の人を魅了して講義をしている人の頭の中がどれくらい違いがあるのか知りたかったから。

アプローチ内容はテーマが呼吸ということもあって、やっぱり胸郭がメインだった。

残念ながら骨盤隔膜との繋がりまで話が広がることはなかったけど、自分が取り組んでいることとかなり近いニュアンスを感じる事ができた。

頭の中のネットワークは随分と差がありそうだけどね。

 

二日間を通して嬉しかったことは、トムの表現方法が自分がスタンスに似ていた事。

トムは人の姿勢に対して正しいとか間違っているという表現ではなく「ちょうどいい姿勢」という言葉を使っていた。

自分もサロンワークやクライアントさんに表現する時によく使うフレーズだったのでこれを知れただけでも十分だった。

 

二日間の中で一番印象に残ったのは、トムからのメッセージ。

(終始英語だったのでなんて言ってたかはわからないけど和訳してもらえた内容をぼくはこんな感じで受け取った。)

私たちが関わっている仕事は他の仕事と比べると歴史が浅い。

これから新しいエビデンスがどんどん生まれてくる。

それはセラピストの数だけ経験というストーリーがあるから。

 

今ある考え方だけにしがみつくのではなく、新しい考え方に出会った時にそれを自分のやってきたことと照合する力を持ってほしい。

いろんなタイプのメソッドを取り込み、その摩擦によって熱を起こし続けてほしい。

人は、歳を重ねるごとに身体が石灰化していくように頭の中もそうなってしまいやすい。

キャリアを終えようとしている自分から、これからキャリアを積んでいくみなさんにアドバイスできる事があるとするなら、

ひとつの角度だけで理解できるほど人のカラダは単純ではないということ。

 

直感を持ち、それが科学に向かっていてほしい。

その科学がまた直感をサポートしてくれる。

これからおこなっていく仕事の中でこの両方を共存させてほしい。

普段、師匠から伝えてもらっている言葉と重なる部分がたくさんあった。

今回、二日間で感じたことをライフワークに取り入れながら、自分なりの答えを積んでいきたいと思った。

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