僕には、負けたくない人がいる。
その人は僕より一回り年上の先輩。
仕事と海遊びの両立を実現して、週に2回は必ず海に入ってる。
仕事も遊びも全力100パーセントを目指す僕からすると、本当にうらやましいワークスタイルを手に入れている。
週中に、その先輩から写メが送られてくるのだ。
「ウネリが入って、胸〜腹のファンサーフでした。」と。
「朝イチ面ツル、サイコーでした。風が入ってきたので午後から仕事です。」と。
身を削る思いでメールを返す。
「波いいですね。」
「羨ましいっす。」
ギュッと奥歯を噛み締めたフラストレーションを溜め込んで”おくれ”を取り戻すために
週末は少しでも長く海にいたいから日の出を目指し海に到着すると、すでに到着している先輩。
技術的にも、メンタル的にも僕の方が劣るので体力勝負したいのに、、、
泣所になるはずの体力までもなぜだか衰えない。
40歳オーバーを全く感じさせてもらえない。
いつもツヤツヤなのだ。
その先輩が、昨日は早く帰るなんて言うもんだから、いつもより頑張っちゃいました。
しかも朝イチ、雨降りタルタルだった波も、
9時を過ぎ頃から膝〜時々腿の面ツル、サーファー少なめという好条件。
海の好条件は成長の起爆剤。
ワタクシ、4ラウンド(6時間)も張り切ってしまいました。
最後はクタクタだったけど、遠かった背中が見えました。
ロックオンです、星野先生。
惚れ惚れする足の運び、美脚の秘訣ですね。
え〜っと、負けたくないというのは遊びの話。
たかが遊び、されど遊び。
本気で遊べない人のワークスタイルに魅力は感じない。
仕事というフィールドでは、先輩と後輩。
講師と教え子。
これは一生ひっくり返ることのない、縦のつながり。
この先も、ずっとこのままの関係性でいられたらと思っていることを前提にした上で、
遊びのフィールドでは生意気にも「負けたくない人」とさせていただきましたm(_ _)m
サーフィンに勝ち負けはないし、楽しんだもん勝ちだけど、
だけども、だけどぉ〜
負けたくないのよぉ〜。ワタクシ。