非常に楽しみにしていたRoots塾。
その理由はフジサワ先生。
治療業界で勉強会に参加している人なら知らない人はいない先生。
今回、師匠の計らいによって実現したフジサワ先生の講義。
世界中に療法を学びに行かれているので月の半分は勉強で治療院をお休みしているフジサワ先生から、どんなお話を聞くことができるのか?何を感じることができるのか?
僕にとって、いつも特別な学びのRoots塾は今回もスペシャルだった。
「バットの握り方からお話しします。」
そう始まったフジサワ先生の講義。
まさに、技術の盲点であり、これからの底上げにつながる時間だった。
今回の数々のワークの中で、重要なポイントは、知ること、気がつくこと、にあると思った。
知ること、気がつくことで、これからの積み重ねの質が変わる。
ただここでも結局、積み重ねないと変わらないという厳しい現実がのしかかる。
けど、まぁ年数をかけてじっくり取り組んでいきたい。
中でも非常に共感できたのが、フジサワ先生が技術講義の部分でお話しされていた
「この施術のポイントは悪い部分ではなく、いい部分を広げるように施術を行うことです。」というポイント。
僕はスタイル矯正で、施術を行うときクライアントの「身体の動きが悪い部分」に対して働きを取り戻すように施術を行っている。
動きの悪い部分(歪み)を矯正して、カラダの動きを美しくするためだ。
ただ、スタイル矯正トータルのアプローチとしては、悪い部分をなおすということではなく、いい部分を伸ばすという考え方を常に持つようにしている。
悪い部分も、いい部分も、その人にとって、それがカラダの個性だから。
とても共感できることが多く、未来が大きく広がった一日でした。
昨日、体験させていただけた感覚を自分なりに工夫して続けていけば、施術に深みが出ることは間違いないだろう。
題名通り、スタイル矯正の角度が3度上がった。
3年後、5年後の自分のスタイル矯正が楽しみだ。
フジサワ先生、本当にありがとうございました。