月に一度のスクール生のための復習会「Do it !」でした。
今年最後の復習会。
年の最後にしかできないお話と、脊柱の矯正の秘密をお話しさせていただきました。
どうして僕のスクールでは矯正にこだわるのか。
矯正ができるようになったからといって、姿勢が変わるわけじゃないし、スタイルが変わるわけじゃない。
実際現場では、矯正を使わないことの方が多いです。
それでも、スクール生には矯正は大、大、大、重要だとお伝えさせてもらっています。
時間をかけて矯正を理解するということが、骨の仕組みを理解するということにつながるから。
動きに制限をかけているのは、骨以外にも、筋組織、結合組織、内臓、神経など様々。
それでも骨の仕組みをちゃんと理解することで、他へのアプローチの質が自然と変わる。
クライアントのカラダに負担をかけない、カチッとした矯正できるようになるには、骨の動きを頭の中でイメージできて、手の中で感じれないといけない。
そこまでには、数をこなし感覚を養いながら、試行錯誤するというプロセスがある。
そのプロセスがあるから、相手の身体に合わせた工夫が見つかる。
そのプロセスがあるから、手技が自然と上達する。
本来はどの手技もプロセスがあっての答えなんだと思ってるけど、、、。
ソフトな手技はついつい「できたつもり」になってしまいがち。
テンション、スピード、手構え、胴作り、足構え。
矯正には、わかりやすい基本の「型」があるから、「できたつもり」が通用しない。
そこに、ビューティフルな世界がある。
方法を知って満足しちゃダメ。
答えにたどり着いた人にしか見えない道筋があるんじゃないかと思います。
試行錯誤して、一つの方法にたどり着いた人は、必ずそれぞれのプロセスがある。
だから手技が安全かつ有効になる。
答えを教えてもらっても、プロセスが抜けていてはスキルアップにはなりません!!というなんとも偉そうな今年最後のDo it! でした。
でも、まぁそーゆーことなんです。
僕もじっくり時間をかけて成熟させていきたい。