整体に限らず、「先生」と呼ばれる人の話は、大抵つまらないと相場が決まっている。
学校の先生の話。
議員さんの話。
病院の先生の話。
専門的な話はつまらないし、眠くなる。
ハナクソをほじりたくなる。
治療家の話が面白くないのは、「先生」として話をしてしまうから。
治療家が、「整体の先生」として気持ち良く喋っている時は、大抵クライアントは退屈している。
ただとても残念なことに「先生」からのお話は、、、
子供の頃から相場が決まってしまっているのです。
こんなことを書きながら、僕も得意げな顔でやらかしてしまっていて、ハタとすることが今もあるんだけど。
ハナクソほじりたそうな顔しているクライアントさんに気がついて、やめるだけまだマシか。
今日も施術をしている時に、どうして腰が痛くなるのか?を聞かれた。
整体師的な視点で説明することはできたけど、しなかった。
どうしてそうなっているのかは想像しながら施術をすることは当たり前だけど、腰椎の何番がどーでこーでねという話はしなくていい。
レッテルを貼ってしまうだけだから。》》》根本改善からの〇〇ざんす!!
同じ先生と呼ばれる人たちでも面白い話をしてくれる人がいる。
音楽家。
塾講師。
小説家。
アーティスティックな一面を持っている人たち。
専門的な知識を、自分の観点でアーティスティックに表現する。
同じ先生と呼ばれる立場なら、僕はこうありたい。
技はアート。
アートによって起こる変化を一緒に楽しむことができれば、最高だがね。