「どんなカラダも一瞬で変化させてしまうテクニック」
こんな表現にワクワクしてしまう治療家セラピストさんはたくさんいるのではないでしょうか?
どんなテクニックなんだろう!?受けてみたい!!知りたい!!
こう思わせることが目的なんだろうけど、まるでテクニックに答えがあるかのような表現は好きじゃない。
なぜならカラダに変化が起こる時の本質はテクニックにはないから。
施術やレッスンはクライアントさんの身体とのセッションのようなもの。
施術を行えばカラダには変化は起こる。
ここで勘違いしちゃうとマズイのが俺が変化を起こしてやったぜ!という思考。
僕のクライアントさんも、先生のおかげと僕を持ち上げてくれるけどすごいのは僕じゃない。
カラダに起こった変化は僕が話したり施したりしたことの中から、クライアントさん自身が自分のカラダに起こった変化や違いをくみ取ってもらえたことで起こったものだから。
カラダの変化は術者の手技(経験)とクライアントさんの身体がうまく調和した時に起こる。
テクニックがカラダの変化を起こした、ではないのだ。
カラダが変化してしまうような楽しい場をつくっていくためには、お互いに尊重し合っていることが大切だということ。
そしてテクニックが主役になることはない。
僕らのサービスの主役は常にクライアントさんでなければならない。
テクニックではカラダは変わらない。
こーゆー本当のことは学校やセミナーでは教えてもらえない。
だから勘違いしてしまう治療家セラピストさんが減らないんだよね。