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土曜日、レッスンが午前のみだったので午後から御前崎に向かった。

期待しなかった波はその通りって感じだったけど、久しぶりにゆっくり師匠のお宅にお邪魔させてもらえてメローな時間を過ごさせていただきました。

 

御前崎までは車で約2時間。

映画1本分くらいのこの時間は仕事のことをぼんやりと考えるにはちょうどいい時間。(たまに熱唱もしてる)

車の中は相変わらず居心地がよく、頭の中が整理されていくグッとタイム。

 

そんな往復の時間で年に数回、何度も何度も見返しているDVDがある。

「毒縁会」

10年前くらいに先輩に招かれた師匠が治療業界向けに行ったイベントのDVD。

師匠との出会いもその毒縁会だった。

 

出会った時とは、業界の傾向も自分の仕事の内容やスケール、思い描く未来予想図もずいぶん変わった。

それでも見返すたびに新しい気づきを与えてもらえるDVD。

僕にとってのバイブルのようなものだ。

 

師匠に出会い、学び、同じ時間を過ごさせてもらうことで、10年前ブレブレだった僕の仕事っぷりは腰が落ちて重心が定まった。

今でも失敗して反省することはあるけど、ハッキリした座標軸があるから迷うことはなくなった。

 

これから先も時代は動くし傾向も変わっていく。と思う。

僕みたいにワークスタイルを自分で決めれる職業の人は、みんな自由を手に入れた変わりに安定を手放している。

そして自由の幅を広げれば広げるほど当然不安定になる。

この自由を怖いと取るか面白いと取るか。

怖さに追い詰められてしまう人は浮き足立った言葉に振り回されてしまう。

 

僕はこのバイブルのお陰で振り回されることはなくなった。

人のカラダと同じで、ワークスタイルも種々様々。

なにが良くってなにがダメというのはない。

 

「なにをやっても良い。だけど、治療家としてカッコ悪いことはするな。」

10年前のDVDで師匠が伝えていたメッセージの中で僕の座標軸になった言葉。

 

「カッコ悪いことだけはしない。」

僕が自分と約束していること

ひとつだけやらないことを決めて進むと判断基準が明確なので迷うことはなくなる。

 

バイブルがひとつもなく、マーケティングだのハウツーテクニックだのに振り回されていたら、何をどれだけ学んでも重心がおちることはない。

いつでも戻れるバイブルがあることは幸せなのだ。

あなたにとってのバイブルはどんなものがありますか?

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