どうしてカラダの軸を上手に扱えなくなるの?
軸感が上手に使えなく理由は、ケガや痛みをかばう姿勢、バックを片側にかける、カラダの扱いに偏りのあるスポーツ、利き腕・利き脚、生活習慣などが考えられます。
人によって軸の歪み方は様々ですが、シンプルに考えていくと2つ原因が上がります。
- 運動不足
- 骨格の歪み
運動不足によって、カラダから脳へ送られる情報が間違いを起こすようになります(感覚のダウン)。
間違った情報はカラダの動きに偏りをつくり、その結果として骨格の歪みへとつながります。
軸というものには実体のない、自分では気がつかないうちに軸感覚が薄れてしまうこと、軸感覚が薄れてしまったからといってすぐにカラダに問題が起こるわけではない、というのもカラダの軸を見直すうえで難しい問題です。
カラダの軸を取り戻すためにはどうしたらいいの?
まずは、今のカラダの状態をチェックすることから始めましょう。
鏡で耳の高さ、肩の高さ、ウエストの高さ、膝の高さなどをチェックします。
カラダの形に注目してみるとカラダの問題は見つかります。
形がおかしいところは歪みがある可能性が高いです。
次はカラダの動かしやすさ。
足の持ち上げ具合、左右の手の動かしやすさ、カラダの捻りやすさ、首の動かしやすさなどをチェックします。
基本的には動かしやすい側を動かすことから始めていくとカラダのバランスは整いやすいです。
カラダの形に目で見てわかるほど偏りがある場合や、カラダを動かしたときに左右差が大きい場合、痛み・違和感を感じる場合は、整体で歪みを整えてから動かす練習を行ってください。
運動不足を解消するために、いきなり強い負荷をかけるような筋トレを始めることは僕はオススメしていません。
まずは赤ちゃんがしているような動作から始めることや(寝返りやハイハイ運動)、ヨガやピラティスで気持ち良くカラダを扱う練習から始めるのもオススメです。
まとめ
自分ではうまく扱えていると思っているカラダも、見つめ返してみるとうまく動かせていないパーツがたくさん存在しています。
歩くときに頭が左右に振れてしまったり、お尻を振って歩いてしまう、まっすぐ歩けないなども、カラダの軸感覚が薄くなってしまっている可能性があります。
一度は繰り返し努力したことで(赤ちゃんの頃のことなので覚えていませんが)育んだカラダの軸という感覚。
一日のうち少しの時間でも、自分の姿勢や歩き方に集中してカラダからの情報を集めてみることだけでもカラダの軸感覚は徐々にリセットされていきます。
もう一度、赤ちゃんの頃のように、カラダに向き合うことから始めることで遠回りすることなく美しいスタイルを実現できると考えています。
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