自慢のセドナが3年半を過ぎた頃から、経年劣化の波にのまれ見るも無残な姿に。
タオルをかけて応戦してみるも、ベリベリと剥がれ粉を吹き出したので、さすがにこれはいかん!
と購入先に問い合わせたら、「張り替えはやってない」と塩対応。
張り替え業者さんに出してもらった見積もりが8万ナンボとシビれる金額だったので正月休みに自分でトライ。
なかなかどーして、いいじゃない!!な結果を迎えることができたので、アースライトのベット使ってる人は多いと思うので、張り替えを考えている人の参考になればと思い記録しておきます。
【必要な道具】
マイナスドライバー
布切りハサミ
糸切りバサミ
電動ドライバー
タッカー(※注、エアタッカーの場合はコンプレッサーが必要だよ!!頭だけ購入してウンともスンともいわないエアタッカーを理不尽にぶん投げるところだった)
コンプレッサー(※注、エアタッカーの人のみ。友達に借りたコンプレッサーのおかげで作業時間がかなり短縮。めちゃ楽だった)
タッカーの芯(300〜500あれば十分)
レザー(レザーも様々です。セドナのレザーはやわらかくて、その質感が気に入ってたので、クライアントさんのインテリア関係のシャッチョーさんに相談してジャストな素材を見つけてもらえました。2000~6000円/mで手に入ります)
ミシン
【今回かかった費用】
エアタッカー(コンプレッサー必要)3000円くらい
芯500円くらい
レザー10000円くらい
【作業工程】
まずはベットと、脚を分解。
電動ドライバーでカンタンに外れます。ネジとか無くさないようにね。
ひっくり返して、レザーを止めてある芯をマイナスドライバー外していく。
これがなかなか、骨の折れる作業。
マイナスドライバーと根気で乗り切る。
これに2時間ほど時間を費やす。
レザーをはずしたら、レザーの型を取るために縫ってある部分をハサミでほどく、ほどく。
レザーがしっかりしてるから、ある程度、力技でいっても裂けることはないので勢いよくいきましょう。
解いたら型取り。
ここはズレないように慎重に。ここで横着すると後々の修正が大変なことになると思う。
型に合わせて布切りバサミでカッティング。
性格からか、キッチリ線で切ってしまってから、あとから縫い代を考えていなかったことに気がつく。
線より最低1cmは余裕持ってカットすることをお勧めします。
後から切ることはできても、切ってしまった布は戻りません。
ミシンを使ってベットの肩の部分を裁縫。
「止まって!!」と言っても止まってくれないミシンの扱いに慣れたのは最後の肩を縫い終わる頃。
それでも、、、
裏返して被せてみたら、なんか良さげ。
グッとテンション上がる。
あとは裏側をタッカーで止めるだけ。
ここでコンプレッサーの登場。
本当借りられて良かった。
通常のタッカーだと一回一回、心を込めて力を込めて打ち込まないといけないけど、エアタッカーは心のみでオッケー。
プシュッ!!プシュッ!!と刺激的な音を出しながらレザーをベットに貼り付けてくれる。
※たぶん、女性や僕みたいに握力のない人はタッカーの作業は大変だと思う。
布を引っ張りながら、上、下、左、右、左上、右下、左下、右上と八の字を描くように少しずつ針で止めていく。
細かいことは気にしないで、いってよし!!だと思う。
余った布をカット。
これもざっくりで良し!
裏側を見せることはないからね。
あとは細かくブシュブシュ打ち込みます。
300〜500くらい打ち込んだから、これが手作業となるとかなりの作業に。
エアタッカーだと20分くらいの作業時間。
タッカーだとこの3倍はかかるかと。
これでレザー張り替えはほぼ終了。
ベットを脚にくっつけたら、、、
【ビフォアー】
ボロボロにくたびれていた自慢のセドナが、、、
新品に生まれ変わったよ!!
ウレタン自体は4年くらいでヘタることないし、レザーさえ張り直すことができたらまだまだ頑張れるいい子だ。
自慢の寝心地も変わらず、しっとりと優しくカラダを包んでくれる。
最近はベットも安価なものが増えたけど、補正しながらでも長いお付き合いを続けたほうが愛着もわく。
張り替えには、ほぼ1日を費やしちゃったけど、自分が気にいったものを大切に末長く使っていきたい。
まだまだセドナには頑張ってもらいます!!
ありがとう旧セドナ。
よろしく新セドナ。