整体の技術は集めだしたらキリがない。
無限にあるしね。
整体師になって3~5年は、技術のコレクションを増やすことで、一人前の治療家になれると思っていた時期があった。
恥ずかしながら、「技の量」に意味があると思って勉強しに行っていた。
「日曜にセミナーで新しい技術を勉強してきたので、やっておきますね。」
こんなことを平気で言ってしまえた自分が可愛い。
当時は「技のデパート。」なんて呼ばれたい!!なんて思っていたのだろうか、笑
美容院に行って
「休日に新しいカットの方法を東京で勉強してきたんで、やってみますね。」
なんて言われたら
「いや、そのカット方法って昨日習ったばかりだろ!!俺の頭で試すんじゃないよ(気は確かか?)」
ということになる。
新しいものよりキチンとやってほしいもの。
恐ろしや!!技のデパート思考!!
デパートどころか、コンビニエンスストアにもなってない。
自分にできる技術の中から、クライアントの状態に合わせてセレクトすることに意味がある。
得意技からキチンと選ぶ。
そして、選んだものが、上質であるということも。
応用が利かない中途半端な技術なら全部捨ててしまった方が、歯車が噛み合う。
コレクションよりも、セレクションという感覚の方が大切だ。
キチンと選ぶ。
1000の技を持つ前に、磨きをかけた必殺技をセレクトしておくれ〜〜〜!!