今日は「立つ」ということについて書いていこうかと思います。
Style Design Salon Hiro Hattori は「立つ」こと「歩く」ことを練習する場所です。
「立つ」ということ、「歩く」ということは健康な人にとってはすごく日常的で当たり前な行動。
朝、半分寝ぼけた状態でもパンを口の中に運ぶことができるのと同じで無意識でも “ こなす ” ことができてしまう動きですよね。
そして無意識に “ こなす ” ことができてしまう動きなので、「立つ姿」「歩く姿」にはどうしても個人差がでちゃう。。。
だからこそ、その部分を見つめ返すことに意味があるんじゃないのかなって。ね。
新しくサロンを訪れるクライアントさんからは
「自分がだらしない立ち方をしているように感じてしまう。」
「脚をキレイにみせる立ち方って知りたい。」
「昔から姿勢(立ち姿)が悪いと言われて気をつけているのにうまくいかない。」
と『立ち姿』と『自分のスタイルの悩み』が何か結びつきがあるんじゃないと感じて『立つ姿』『歩く姿』からスタイルを考える僕のサロンに来てくれる。
そして何度か通ってもらううちに、どの方もなぜだか決まって周りの人たちの『立つ姿』『歩く姿』に対しての報告をしてくれるようになるという現象が起こりはじめるんです。
「そ~いえばこの前、顔は可愛いのにこんな風に立っているもったいない子をみたの!
「ものすごくキレイに歩いている人をみて、こんな風に感じたの!」
そんな報告を受けることは僕にとってすごく嬉しいことだったりします。
だって周りの人の姿勢が気になるってことは
それだけキレイに立つことの大切さがそのクライアントさんの中で大きくなってる証だから。
カラダの個性はいろいろあるけど、
「立つ」ということを説明する時にどのクライアントさんに共通してお話する内容があります。
それは「骨で立つという感覚を身につけてね。」ということ。
ゆらゆらとバランスを感じながらスゥ~ッと、地球にまっすぐ立つという感覚。
筋肉で立つのではなく、カラダを感覚を受け取りながら骨で立つ。
Style Design Salon ではこの感覚をつかむ練習をやるんです。
カラダを上手にコントロールできるようになってもらいたい。
気がついたらキレイな立ち姿で立つことができるようになっていたというのがStyle Design Salonで考えている理想の立ち方の染み込ませ方。
先週電車であった女性は、
『頑張って』キレイな姿勢を維持する特徴のあるカラダでした。
ネイルもメイクもバッチリでキレイを磨いて、一生懸命自分を高めても、、、
駅から駅までのたった5分間という短い時間に気を抜いただけで、
一気に老けてみえてしまっている女性の後ろ姿を見た時に
『頑張って』やっているのことの儚さやもろさを感じました。
美しく立つことというのは『頑張って』つくるものではなく
カラダのルールを知ることで自然とカラダの中で育っていくものだとも。。。ね。
気を抜いても地球にまっすぐ。
ゆらゆらとスゥ~っとのびる感覚。