前回のブログで、スタイルデザインの目的について書かせてもらいました。
女性のカラダから表現される、姿の美しさ。
「姿」は、その人の「動き」によって表現されます。
その動きをギクシャクさせてしまう問題はどこにあるのか?について書いていきたいと思います。
どうして、上手に歩けないのか?
うまく歩けない。
キレイに歩けない。
歩いている姿が、ぎこちなくなってしまう。
美しく歩くこと、キレイな姿勢を保つこと、これがカラダにとっていい事なのは、わかっている。
そのために意識もしている。
エクササイズ、トレーニングにも通った。
でも、うまくいかなかった。
自分のカラダはキレイに歩くことができない骨格をしているんじゃないか。。。
そんな悩みを抱えている女性は、世の中にたくさんいると思います。
特別な動作じゃない歩き姿を変える事が、どうしてこんなにも難しいのでしょうか?
それは、歩くということが、バランスを崩すことだからです。
バランスが崩れると、カラダは固まる。
つまり、歩くことは、バランスを崩しカラダを固めてしまう運動だったのです。
その固まりが、ぎこちない動きの正体です。
リラックスできない身体、、、どうして?
苦節数年。週末サーファーの僕も優しい波であれば、リラックスして楽しめるようになりました。
これが自分の実力を超えるエキサイティングな波になるとどうでしょう?
波のパワー違いはあれど、優しい波とやることは同じ。
頭ではわかっているのに、カラダが勝手に力んでしまう。
波への不安と緊張から、「力み」を起こしてしまうのです。
この「力み」を作り出している正体が、呼吸。
人は、緊張状態になると、呼吸が速くなるか止まります。
呼吸が歪んだ状態で、バランスをとり続けることは、至難の技。
リラックスを裏側でコントロールしているのは、呼吸のリズムでした。
SUPとヨガの共通点
SUP、ヨガを年単位で続けたことで、呼吸が変わり、僕の姿カタチは全く新しいものに変わりました。
SUP、ヨガが終わったあとに起こる、ある部分の独特な疲労感。
呼吸しただけで、違和感を感じる肋骨。
そこに自分で気づけないほどの制限がありました。
自分では吸えている、吐けていると思っていた呼吸に伸びしろがありました。
SUPとヨガの共通点。
それは、カラダをひねったり、膨らましたり、縮めたりした状態でバランスをとり、呼吸を止めない運動だということ。
普段意識することのない呼吸を使って、カラダを整える。
ここに、しなやかな動きの秘密がありました。
今、世の中の女性に必要なこと
本来、カラダを動かすこと、歩くことは、誰にとっても、気持ち良く清々しいもの。
カラダにとって気持ちの良い運動を行うことで、カラダを痛めてしまう人がいるのはどうしてでしょうか?
日々のレッスンで、クライアントさんのカラダを触らせてもらいながら思うこと。
今、呼吸の狭い人が増えています。
女性のスタイルの美しさに向き合って5年。
師匠とのリハビリ隊で生まれた呼姿術から1年。
スタイルデザインさせてもらっているクライアントさんとの時間、師匠との時間、そして体験(遊び)の時間、すべての時間がつながった一つの答え。
「力み」が起こり、呼吸が歪み、気づかないうちに動きを忘れてしまった場所。
それが、胸郭でした。
人のカラダは胸郭が固まると、バランスが取れなくなる。
呼吸をアクティブに。胸郭をアクティブに。
しなやかな動きを取り戻すために必要なこと。
女性らしい美しさ、しなやかさは、胸郭を自由にすることから始まります。
それが、やっとエクササイズとしてひとつの形になりました。
DOSCOMエクササイズセミナー。
間も無く始まります。