整体やパーソナルトレーニングには技術を伝えるスキルというものがある。
いつも予約がいっぱいの治療家やトレーナーは得てしてこのスキルが上手い。
僕もこのスキルの重要性に気づいて磨いたことで集客に悩むことがなくなった。
「自分がやったこと=相手がやってもらえたと感じたこと」
となればその時間の価値は等価なのでお互いに良い関係を築くことができるんだけど、やりはじめの頃は案外そうはいかない。
例えば、ある状態や症状に対しての手技を学び(スムーズにできるようになったとして)それをクライアントさんに行う。
練習では伝えられたことが本番では思ったようなリアクションが返ってこない。
相手に届かない。焦る。
という地獄パターンを何千回と繰り返してきた。
その度、手を替え品を替え、さらに迷宮へ。
問題は技になくて、その技術の価値を伝えるスキルが満足じゃなかったから。
「自分がやったこと>相手がやってもらえたと感じたこと」という状態。
これだとクライアントさんは満足できない。
当然リピートも起きない。
技術を伝えるスキルが磨かれないとクライアントさんの満足感を満たすことはできないのです。
クライアントさんの中には実感できないカラダの人がたくさんいる。
そしてその人は「やってもらえたと感じたこと」だけに反応する。
なのでスムーズに手技ができるようになったら自分の中にひとつ前提を持つことが必要。
「自分のやったことは相手に伝わらない。」という前提。
この前提がアタマに入っていると自然と伝えるスキルが磨かれるのです。
大人としてのコミニュケーション能力。
伝達能力。
残念ながらここに気がつけないと、どんなに技術を磨いてもどんな風に差別化しても、お店が忙しくなることって、、、ないよね。
Style Design Salon Hiro Hattori
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