料金を決められない。どうやって決めたら良いのかわからない。
先日のスクール中にスクール生からこんな質問があった。
新しいことを始める時、料金設定で引っかかる生徒さんは多い。
悩んで悩んで悩んだ挙句、周りの相場を調べて足並みを揃えるように決めてしまう。
でもこのパターンが一番危うい。
高くした方が良いとか安い方が良いということじゃなくて、その料金で自分の時間を提供しているってことを考えないといけない。
僕らの仕事は二つ特徴がある。
在庫を抱えることがない。
金額設定は自由。
身につけた技術が腐ることはない。(サビる事ある)金額も10円でも良いし10万円でもいい。
知識を学ぶこと、カラダを動かして学ぶこと、そこに費やした費用と時間が仕入れになって、仕入れで学んだことを時間をかけて自分なりに消化できたことが仕事の幅(ゆとり)になる。
どちらも時間をかけて身につけていくことだから、当然、自分の時間の価値というものをちゃんと理解する必要がある。
この時、多くの人が間違えてしまうのが、ノウハウから学んだこと、最新の器具を導入したことで時間の価値が上がる思ってしまっていること。
問題が解決できるということはクライアントさんからしてみたらプロとして当たり前の水準なので、残念だけどそんなことを繰り返しても時間の価値は上がらない。
お客さんの立場で考えたら、天ぷらを食べに行ったら天ぷらが出てくるのは当たり前という話。
じゃあどうしたら自分の時間の価値が上がるのか。
自分の時間の価値とは。
密度。
熱量。
こんなことをジックリと1時間話をした。
ここが腑に落ちると仕事と生き方が結びつく。
だから僕のサーフィンの時間は遊びの時間だけではないのだ。
人生の中で活躍できる時間には限りがある。
できるだけ早く自分の存在意義に気づけた人はラッキーだと思う。
そして、そこに気がつけたらデビューするだけ。
人生は何回でもデビューすることができるから面白い。
Style Design Salon Hiro Hattori
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