御前崎に行く理由

僕のブログを読んでくれている方で、「御前崎Base」を知らない方は、僕のことをよく御前崎に遊びに行くなぁ〜いや、お前、遊びすぎだろ！！って思っている方も少なくないのではないでしょうか？

半分はおっしゃる通りだと思う。

御前崎でサーフィンをすること、個性豊かな大好きな人たちと美味しいご飯を食べ楽しい時間を過ごすこと、豊かな自然をカラダいっぱいで感じることは自分にとって最高のご褒美中のご褒美。

ただ、毎週に近いほど家族を置き去りにして、一人で「遊びにいく」ことが許されるほど僕の家族も寛容ではないので、それを理解してもらえるだけの理由がちゃんとあったりするんです。

それが、師匠のお宅へお邪魔して、参加させていただいているリハビリ隊。

リハビリ隊！？

御前崎Baseを知らない方のために少し話を巻き戻します。

師との出会いはこちら。

師のブログはこちら。

僕の師匠は2012年の9月に事故に遭い、首の骨を３本折るという大きな怪我をしました。

頚椎損傷。

医学的な知識のない方でも、この言葉だけで、ことの重大さは伝わると思います。

今まで通りの日常生活を送るのは難しいでしょう。

主治医からもそんな風に言われてしまう大怪我をされてからも、師匠は医療の常識からはみ出し続け、動かなかった関節は可動域を取り戻し、筋肉は日に日に強く太く柔軟なり、週刻みでもお会いするたびに奇跡的な修復劇で驚かせてくれます。

大怪我をされた後も、師匠の強い魂によって起こっている奇跡の修復劇。

師の強い魂とご家族の懇切丁寧なサポートあってこそなんだと思うのですが、実はそれ以外にも、師匠のお弟子さんや治療家のご友人が日替わり週替わり月替りで師匠のカラダを治療するというリレーが行われているんです。

師匠の人望によって起こったこの現象は「リハビリ隊KISEKI」と名付けられ、各地から治療家が「御前崎Base」集まっています。

その奇跡のリハビリ隊に参加させてもらい続けること、これが僕が御前崎に行くもう一つの理由。

なんで今更、このデリケートな内容を書いたのか？

それはこのリハビリ隊という時間の中で、僕の魂の種からも新しい芽がニョキニョキと出てきてしまったのです。

つづく。