きっかけエピソード③からの続きです。
ハワイで起こった衝撃の出来事から、ボクの中で“カッコイイ歩き方へのあこがれ”になっていました。
そして自分の視点が動作時へのアプローチが足りないことにも気がつきました。
静止状態での身体の軸にばかり目が向いていて、動作時の軸のコントロール指導が完全に抜け落ちてたんですよね。
立っている時(止まっている時)はOK。
でも、歩いている時(動いている時)はどうなの・・・。って。
すぐにモデルさんのウォーキング講座に参加しました。
ただこれをそのまま伝えるのはちょっと抵抗がありました。
よくあるキレイにみせるウォーキングは、ボクの矯正目的である“身体の軸のコントロール”という視点が抜けていました。
悩んで悩んで出てきたのが2stepのウォーキング。
ハワイで日本人の歩き方だけが(悪い意味で)際立ってたのは
①上半身と下半身が連動して動いていないこと。
②つま先、膝の向きが内側を向いてしまっていたこと。
この2つが原因でした。
①の上半身と下半身がバラバラになるのは、JOINTの役割をしている仙骨。
この仙骨が起きていない状態ではお腹に力が入らないのでカッコ良く歩けないんです。
そして
②の下半身の捻れが脚の運びに悪影響を与えていました。
股関節、膝関節、足関節の捻れは脚の運びを“ジャマ”する上、“筋肉をうまく使えない状態”をつくります。
こんな状態ではウォーキングをしてもスタイルが良くなるどころか身体にトラブルが発生してしまうだけ。
2stepのウォーキングの目的は
step1で上半身と下半身をつなぐため、骨格だけで歩くということ
step2で捻れのない状態でスマートに歩くということ
この2つを段階的に身体に染み込ませていきます。
この2stepのウォーキングのアドバイスをするようになってから「最近、身体の調子がいいの。」にという言葉に加え「あのウォーキングするようになってから引き締まってきた♪」と、うれしい声をポツポツ頂けるようになりました。
その頃から徐々にですが
「スタイルがよくなる整体院があるよ」という口コミが増えていきました。
これはうれしかったです。
“自分の中のあこがれ”が結果として、スタイルがよくなるということにつながって、口コミまでしてもらえるようになっていったので。
そして今年に入ってそんな口コミからひとりの女性の方がきました。
きっかけエピソード⑤に続きます。。。