1
前回、小尻・美脚のエクササイズをおこなう時は骨を動かすつもりでやるのがコツだよというお話を書かせてもらいました。

では、実際にどうやったら骨で、どうやったら筋肉なのかという違いを小尻・美脚の要になる股関節という関節をピックアップしていきたいと思います。

レッスン中にもクライアントさんに股関節の場所を訪ねることがあります。

それは股関節の場所を勘違いしている女性がすごく多いから。

誰もが何となくは見たことがある骨盤の図。

↓↓↓

111

見てるはずなんだけど股関節を触ってというとお尻の横ちょあたりを触ってしまう人が結構いる。

↓↓↓

2-1

実際はというと股関節はみなさんが考えているよりずいぶん内側にいます。

↓↓↓

1-1

ちょうどビキニラインの真ん中あたり。

の奥の方に股関節はいます。

 

股関節は上半身の加重が分岐したチェックポイント。

その加重ポイントが内側を通るのか外側を通るのかでずいぶんカラダの安定感、脚の筋肉の使え方が変わります。

股関節への理想的な加重の受け渡し。

↓↓↓

1-3

上半身の加重を股関節に上手に受け渡すことができている状態。

この感覚がある人は内ももがギュッと引き締まっています。

股関節周囲の連携プレーがとりやすくなると、お尻の横の筋肉を無理に使わないですむから女性特有の柔らかい骨盤にも。

感覚のいい人は大腿骨の骨頭がハマってる感覚や転がる感覚もでてきます。

 

僕は内側にこそ感覚があるものの、この周辺の筋肉がまだかたい、汗

今、いろんなワークを駆使して精度を上げております(笑)

まだ実験段階ですが、おかげで新しいボディワークもたくさん生まれてきてる♪

逆に本来の場所よりも外側に加重をかけてしまうパターン。

↓↓↓

2-3

お尻を左右に振りながら歩く人は大抵、上の図みたいに加重ポイントが外側にズレてる。

高いヒール履いてお尻振って歩いてるグラマラスな人も嫌いじゃないので

自慢のお尻をお持ちの方には尻振りウォークもありだと思いますが、、、

そのかわり腰、膝に、足首に負荷がかかるからね、ここぞ!の攻めたい時だけにしたほうがいいんじゃないかな。

加重ポイントが外側にズレると太ももの外側の筋肉は太くなり、逆に上手につかえない裏モモは垂れやすくなります。

股関節の動きに偏りが生まれるので骨盤は弾力性・柔軟性を失って四角いお尻にかたい腰になってしまうことが多い。

 

お尻を持ち上げたいの!

って人はビキニラインの真ん中の奥の方から動かすつもりで特集のエクササイズをやってみてください。

今までやってきた半分の回数でも十分効きます。

回数・時間をかけるより質を上げると結果はでやすくなります。

軸感が骨付近を通るようになるとカラダは今よりスムーズに動き出します。

パンっとハリのある裏モモも、グッとくるモモ尻も股関節の居場所を見つけてあげることが最初の一歩で、キレイに身体を使うゴールなのかななんて思ってます。