産前のスタイル矯正セミナーが終了しました。
今回のセミナー、僕の中でのテーマは2日間で全部出す。
産前と産後の女性のカラダという分かりやすいお題に対してスタイルをデザインするために必要だと思ってやっている事を全て出し切りお伝えする事でした。
初日は最後駆け足になっちゃったので、主催の藤原先生にお願いして1時間余分に会場を使わせてもらいました。
セミナーというと講師側から受講者側に向かって一方通行な場合が多いですが、僕はディスカッションがあった方が良いと思ってる。
トップダウンでハイどうぞ。
ではなく、なんで?どうして?があった方が面白いセミナーが創られる。
昨日のセミナー中に、女性参加者の先生がエクササイズの途中でつまづいてしまうことがありました。
僕が扱っているエクササイズは感覚重視なので「感じ」をつかむのにつまづいてしまう人が当然いる。
自転車に乗れるようになるまで人によってスピードが違うのと同じ。
姿勢も自転車と同じで、男性の身体ではフツーにできても女性にとっては大変なことって山ほどあるのです。
「わからない。。。」
そんな顔をしていたので尋ねると
その先生はうまくできないことを勇気を出して「うまくできない」と伝えてくれました。
僕にとってはコレとない最高のお題。
「うまく伝わらない」
これって現場では当たり前な事だと思います。
そのイレギュラーのために僕らは学び続けている。
自分では良かれと思って伝えていることも全ての人に当てはまるわけじゃないから。
その時に本当に必要なことは、「できるようにすること」ではなく、リラックス。
そうするとその人にとっての新しい道が見えてくる。
道が見えると人のココロは動く。
僕のリアルな現場を「そのまま」お見せできることができたのではないかと思います。
あの部分をクライアントさんと共有できて初めて知識と技術の工夫なんだと思います。
セミナーも現場もディスカッションがあるから面白い。
技術編では、この二回のセミナー中に激変していく先生が沢山いてすごく嬉しかった。
参加者の先生方の感想を読ませていただいて、1時間ズボンのチャック開けっ放しだったこと以外は大満足です。
2日間で全部出しちゃったので新しくお伝えできることはもう他に何もありません。
とても刺激的な二日間でした。
業種に関係なく前を見ている人ってカッコいいですね。
集中して参加していただきありがとうございました。
[…] 出会いは1月のセミナーに参加してくれたところからのご縁。 […]