前に参加させてもらった筋トレの勉強会で、おもしろ!!と思った「どの解剖の本にも載ってる上腕二頭筋は前腕の屈曲筋というのは思い込み」という言葉。
肩関節を90°外転した状態で内旋すると、前腕の重さで肘は屈曲するでしょ?上腕二頭筋を使ってないよね?
ということ。
僕が面白いなと感じたのは、体の重さを使うという視点。
当たり前だけど僕らの体には常に重力が働いている。
だから体には重さがある。
この自分の体の重さって急に変化したりしないから認識できている人の方が少ないのです。
というか、重さを常に認識できるほど体がリラックスするできたら体の達人ですね。
そして骨や筋肉は体の重さに合わせて常に反応し続けている。
骨をうまく使える人。
筋肉で反応してしまう人。
自分の体の重さに対して筋肉と骨、どっちの仕事が多いか?
骨にもたれてもダメ。
筋肉ばかりで頑張ってもダメ。
理想は筋肉と骨をうまく使えている状態。
バランスのとり方ででデザインされるスタイルが変わります。
僕はもともと【筋肉>骨】な体の使い方だったけど、今は【筋肉=骨】に変わった。
骨の使い方を覚えたことでボディラインが変化しました。
重力に対しての過剰反応の一つが筋肉の過緊張。
緊張状態を解放できなくなってしまった筋肉はその自覚がなくなってしまう。
そして足は太くなる、、、。(例えば)
この状態にアプローチするとき、重力という力まで考えてアプローチすることができたらどうなるんだろう?
もし重力をフリーにすることができたら緊張状態を簡単に解放することができるかもしれない。
と思ったのが冒頭のおもしろ!!
体に加える力を重力と逆ベクトルになるよう体をセットして筋肉を持ち上げる。
新しい視点を取り入れながら施術はやっぱりおもしろい。
どんなことからも気づきはある。
実際現場でも取り入れて1ヶ月。
受け手側の印象は優しくて柔らかい。
すでにある方法かもしれないけど、閃いたことって必要以上に探究心がくすぐられる。
手応え、反応良し!!
骨・関節・筋肉の世界を探求するのは面白い。
Style Design Salon Hiro Hattori
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