10年一昔。
10年前の自分が今の僕をみたら、鼻血を出すと思う。
10年前と言ったら、整体院を開業して1、2年経ったくらい。
当時は1回2500円〜4000円の施術料を日に3〜4人。
実家の一部屋を借りていたので、かかる経費は家賃3万と破格。
それでも、整体院だけでは遊ぶお金足りず、週5で市場のバイト。
夜中まで友達と遊び、AM4:00から8:00まで魚を運ぶ。
9時から昼寝半分。仕事半分。
や、昼寝8割。仕事2割かな。
で、夜になるとまたブラブラ遊びに出かけて、そのまま市場のバイトへ。
当時は結婚もしていないし子供いないので、稼いだ分は趣味と遊びに消えた。
この部分に関してはできることなら、何にお金を使っていたのか、どこに消えてしまっていたのか、問いただして説教してやりたい。
結婚を期にこのブラブラした生活から卒業を迎えた。
10年前の自分がイメージすることができたのは、自宅サロンを抜け出し整体師として仕事を営む姿。
日曜には家族で公園に遊びに行き、買い物をして、夜は気の合う仲間と飲む。
そんな姿をイメージしていた。
あれから10年。
休みの過ごし方も、仕事のスタイルもイメージしていた姿とはずいぶんと違う。
今でも昼寝をしてしまうことは変わらないけど、1回2500円から始めた施術料は、7倍近い施術料をいただけるようになった。
僕の場合、5年先、10年先を考えて、今に向かってコツコツやってきたというよりは
流れに身を任せ、一生懸命ユラユラしながら、
目の前のことに向かって、できる限り前を向いてきたなという表現の方があっている。
こんなユラユラしながらも、今があるのは師との出会いがあったから。
そこで、どこか他人事にしてしまいがちなことに対して、「自覚をもたせてもらえた」ことがすべて。
パソコンの写真を整理していたら、懐かしい写真が出てきたでそんなことを考えてしまった。
あれ?
なんか昔話していたら背中が丸くなっとるやなかーぃ。
いかんいかん。
前をみんと。
おじさんみたいに背中を丸くするのはもう20年は先でいいね。
それでも「今」をこうして楽しくやれていることは本当にありがたい。
週末は波が期待できるよぉ〜!!
晴れたらBBQしたいな。
[…] 変化・成長するときって、新しい自覚が必要になってきますね。 […]