世にでている情報を観察していると、この言葉を丸ごと鵜呑みにしちゃうとモッタイないよなぁ~なんて思ってしまうStyle Design Salonのヒロハットリです。
曲がり角なんて曲がってやるもんかシリーズ。
30代、40代と代をまたぐ度に加速する体型の変化(スタイルの曲がり角)。
その理由についてこんなことが書かれていました。
筋肉の量が落ちると脂肪がつきやすくなる。だから筋肉鍛えないとね。という最近流行りの風潮。
みたいなヤツです。
僕が思うには魅力的な女性のスタイルと言うフィルターを通すと、これはうまく当てはまらないように思います。
脂肪を燃やしてくれるのは臓器を含めて間違いなく筋肉です。
筋肉が縮んだり弛んだり働くことでカラダに蓄えられた脂肪は燃やされます。
脂肪を材料、筋肉を工場と考えると工場が増えることで材料はどんどん燃やされます。
だから筋肉の量を増やせば脂肪はたまらないということだと思うんですが、筋肉の量を増やすことだけが脂肪を減らすために大切とは思いません。
脂肪のないアスリートのようなスタイルに憧れてサロンにきてくれる女性は少ないですしね。
スタイルを維持し続けられる一部の人達をのぞいて25歳頃をピークに徐々に筋肉の働きが悪くなります。
一部のスタイルを維持する人、そうでない人。
この差はどこから生まれるんでしょうか?
生まれ持った筋肉の量が多いからスタイルが維持できるの?
じゃあスタイル維持している女性はみんな筋肉量が多いでしょうか?
でもそうじゃない。
「女性らしいしなやかなカラダ=筋肉の量が多い」とはならないですもんね。
スタイルを維持できなくなる理由は生活習慣、睡眠の質、ストレス、自律神経、ホルモンバランス、心のあり方と人によってさまざま。
だからヒロハットリではカラダにチューニング(矯正)をかけてからトレーニングを一貫して行なう訳ですが、ただただ筋肉の量を増やすトレーニングをすればいいってわけじゃない。
何を目的にトレーニングをするのかということ。
僕は筋肉は【量】ではなく、【質】と【コントロール性】が大切だと考えています。
筋肉を大きくするような単調なトレーニングでは量が増えても質とコントロール性は変わりません。
工場の規模(量)ではなく働く作業員(質)とその連携性(コントロール性)が重要だと思っています。
質とコントロール性を落とさないことが曲がり角を直進するために必要な要素だと感じています。
もうちょっとだけ続きます。
続きはまた明日。。。かな。