週末ばかり天気をこじらせる今年の秋雨前線に今週もこじらせたらそろそろ一言いってやろうかなStyle Design Salonのヒロハットリです。
前回、筋肉は量ではなくて質とコントロール性が重要だというお話を書きましたがその続き。
ヒロハットリが考える「筋肉の質とコントロール性」について考えていきたいと思います。
Style Design Salonで行なっているトレーニングは字をキレイに書くということにすごく似ています。
字をキレイに書くというということも突き詰めると習慣です。
字というのは、ヘタクソな人でも反復的に何度も何度も練習することで徐々に上手くなっていきます。
“ ただ何度も書く ” だけでは上手くなりません。
キレイに書く!ということを何度も練習することでキレイな字をかけるようになります。
KUMON的なアレです。
Style Design SalonではいつもKUMON的なトレーニングから始まります。
かけ算で言うところの1の段。これはだれもが簡単に覚えられます。
5の段も比較的覚えやすい。
厄介なのが7の段や8の段。
7×8=ヨン・・・ゴジュウ・・・みたいな。
今でこそ当たり前な九九も、小学生のときはサッと答えられる段とそうじゃなかった段があったと思います。
カラダを使うということも全く同じなんです。
股関節周囲の筋肉の使い方、肩関節周囲の筋肉の使い方が九九でいう7の段や8の段。
そして筋肉の使い方というのは九九を覚えるみたいに単純じゃない。
なぜかというとその人が生きていく中でつくられたカラダの使い方のクセが絡んでくるから。
「7×8=48でしょ!!当たり前でしょ!!わかってるし!!」みたいなクセ。
「違いますよ。7×8は56なんだよ」って教えて上げてもカラダに染み付いたクセを変えるということは簡単には解決しません。
その日はみんなちゃ〜んとできるようになるんです。
「なるほどね!7×8=56なんだ!なんか凄いシックリきたわ!先生ありがとう!!」
って帰るクライアントさんに一週間後のレッスンで
7×8=?って聞くと、ヨッヨッヨ、ヨンジュウハチ!!って答えるんです。
だから反復が大切。
いきなりできなくても大丈夫。
ほとんどの女性が7の段と8の段を間違えて覚えています。
間違えて覚えてしまった動きを反復的にトレーニングする。
その反復が習慣のクセを変えて、筋肉の質とコントロール性を高めてくれます。
世の中の当たり前=ワタシの当たり前。
この勘違いをひっくり返してクライアントさんの喜ぶ顔を見ることが、僕が仕事を楽しんでる理由の一つなのかなぁ〜なんて思います。
じゃあ、、、7×9はなんですか???